一人暮らしを始めて節約したい大学生におすすめなのが、クレジットカードを作ることです。
クレジットカードにはさまざまなメリットがあり、節約をする上で役立ちます。
今回は、クレジットカード選びのポイントや、大学生におすすめのクレジットカードなどを紹介します。
大学生のクレジットカード選びのポイント
年会費がかかるか
大学生のクレジットカード選びのポイントのひとつは、年会費がかかるかです。
クレジットカードは種類やランクによって、年会費がかかることがあります。
ただしすべてのクレジットカードで年会費がかかるわけではなく、年会費無料で利用できるものもあります。
大学生の場合は、年会費無料のお得なクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
ポイント還元率が何%か
大学生のクレジットカード選びのポイントとなるのが、ポイント還元率が何%かです。
クレジットカードには、利用金額に応じてポイントが還元される特典があります。
ポイント還元率はクレジットカードの種類によって変わり、年会費無料のものであれば0.5～1%が一般的です。
ポイント還元率が高いほどお得に使えるので、なるべく1%還元されるものを選びましょう。
サービスや保険が充実しているか
大学生のクレジットカード選びのポイントとして挙げられるのが、サービスや保険が充実しているかです。
クレジットカードには支払い機能のほか、優待サービスや旅行傷害保険といった特典が付与されていることがあります。
自分が利用できるサービスや保険が用意されていれば、よりお得にクレジットカードを使えるでしょう。
学生向けの特典があるか
大学生のクレジットカード選びのポイントと言えるのが、学生向けの特典があるかです。
クレジットカードの中には、学生を対象としてポイント還元率アップなどの特典を用意しているものがあります。
大学生がクレジットカードを作る際は、学生向け特典が充実したものを選べばよりお得になります。
節約したい大学生におすすめのクレジットカード5選
1：JCB CARD W
＜基本情報＞
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1.0～5.5% |
| 国際ブランド | JCB |
| 連携可能なスマホ決済 | Apple Pay、Google Pay |
| その他付帯サービス | 旅行傷害保険、国内・海外航空機遅延保険、ショッピングガード保険 |
| 引き落とし日 | 翌月10日 |
＜特徴・おすすめポイント＞
JCB CARD Wは18～39歳の方限定で申し込めるクレジットカードです。
年会費無料なので利用しやすく、入会後に40歳以上になってもそのまま利用できます。
ポイント還元率が高いのが特徴で、通常のJCBカードの2倍のポイントが還元されます。
アプリやメールで利用状況を通知してくれるので、使い過ぎるのを防ぐことができます。
2：楽天カード
＜基本情報＞
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1% |
| 国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard、American Express |
| 連携可能なスマホ決済 | Apple Pay、Google Pay、楽天カードタッチ決済 |
| その他付帯サービス | カード盗難保険、海外旅行傷害保険、楽天Edy |
| 引き落とし日 | 翌月27日 |
＜特徴・おすすめポイント＞
楽天カードは、ポイントが貯まりやすいことで人気のあるクレジットカードです。
基本となるポイント還元率が1%と高めなことに加えて、楽天市場での買い物に使えば3%以上の還元が受けられることもあります。
そのため、楽天のサービスをよく利用する方に最適です。
年会費が永年無料となっているので、大学生でも利用しやすいでしょう。
3：リクルートカード
＜基本情報＞
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1.2% |
| 国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard |
| 連携可能なスマホ決済 | Apple pay、GooglePay |
| その他付帯サービス | 旅行損害保険、ショッピング保険 |
| 引き落とし日 | 翌月10日 |
＜特徴・おすすめポイント＞
リクルートカードは、基本還元率が1.2%と高く設定されているのが特徴です。
さらに、「じゃらん」「ホットペッパー」といったリクルートのサービスをリクルートカードで支払うと、最大で4.2%のポイントが還元されます。
そのため、ポイント還元率を重視する方や、リクルート関連のサービスを利用する方に特におすすめです。
4：Delight JACCS CARD
＜基本情報＞
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1～1.5% |
| 国際ブランド | Mastercard |
| 連携可能なスマホ決済 | Apple Pay、QUICPay |
| その他付帯サービス | 旅行傷害保険、カード盗難保険、ネットあんしんサービス |
| 引き落とし日 | 翌月27日 |
＜特徴・おすすめポイント＞
Delight JACCS CARDは、誰でも年会費無料で利用できるクレジットカードです。
基本となるポイント還元率は1%で、JACCSモールを利用したネットショッピングでは1.5%の還元が行われます。
また、ポイントとは別にJデポがプレゼントされる特典もあります。
ジャックスが運営するサービスを利用する方が特にお得になるでしょう。
5：PayPayカード
＜基本情報＞
| 年会費 | 無料 |
|---|---|
| ポイント還元率 | 1～1.5% |
| 国際ブランド | Visa、JCB、Mastercard |
| 連携可能なスマホ決済 | – |
| その他付帯サービス | 海外旅行保険、ショッピングガード保険（どちらもゴールド会員のみ） |
| 引き落とし日 | 翌月27日 |
＜特徴・おすすめポイント＞
PayPayカードは、キャッシュレス決済で人気のPayPayをお得に利用できるクレジットカードです。
通常のポイント還元率は1%ですが、クレジット利用時は最大1.5%の還元となります。
さらに、ヤフーショッピングやLOHACOでの買い物に使えば、最大5%の還元が受けられます。
PayPayや関連サービスを使っている方に最適です。
大学生がクレジットカードを作るメリット！一番は節約できる
ポイントを貯められる
大学生がクレジットカードを作るメリットのひとつは、ポイントを貯められることです。
クレジットカードは利用金額に応じてポイントが還元され、貯まったポイントは支払いに利用することもできます。
そのため、ポイント還元率1%のクレジットカードなら、実質的に使えるお金が1%増えることになります。
ATMの手数料がかからない
大学生がクレジットカードを作るメリットとなるのが、ATMの手数料がかからないことです。
クレジットカードを持っていれば現金を持ち歩く必要がなくなるので、ATMを利用して現金を引き出すための手数料を節約することができます。
お金を管理しやすくなる
大学生がクレジットカードを作るメリットとして、お金を管理しやすくなることが挙げられます。
クレジットカードはアプリやウェブサイトから利用状況や明細を確認できるものが多いので、お金をどのように使っているかが把握しやすいです。
お金を管理する習慣をつければ、無駄遣いも減らすことができます。
クレジットカード決済が利用できる
大学生がクレジットカードを作るメリットと言えるのが、クレジットカード決済が利用できるようになることです。
格安SIMなど一部のサービスでは、クレジットカード以外の決済方法に対応していないことがあります。
クレジットカードを作っておけば、これらのサービスも利用できるようになります。
大学生がクレジットカードを作る場合の注意点
計画的な利用を心がける
大学生がクレジットカードを作る場合の注意点のひとつは、計画的な利用を心がけることです。
クレジットカードは現金を使わずに買い物ができるので、つい使い過ぎてしまうことがあります。
気づかないうちに請求額が大きくなってしまい、後で困ることも珍しくありません。
こまめに利用金額をチェックする、月の利用上限を設定しておくなどして、計画的に使えるようにしましょう。
複数のクレジットカードに同時に申し込みをしない
大学生がクレジットカードを作る場合の注意点となるのが、複数のクレジットカードに同時に申し込みをしないことです。
一度にいくつものクレジットカードに申し込みをしていると、お金に困っていると見なされてしまい、信用が低下して審査落ちにつながる可能性があります。
ひとつのクレジットカードに申し込んだ後は、結果が出るまで別のクレジットカードへの申し込みは避けましょう。
審査に通過しなければ利用できない
大学生がクレジットカードを作る場合の注意点として、審査に通過しなければ利用できないことが挙げられます。
審査に通るには、以下のような条件を満たす必要があります。
＜条件＞
●利用者本人の年齢が18歳以上（高校生は不可）であること
●本人もしくは親権者に安定した収入があること
●未成年者の場合、親権者の同意があること
また、条件を満たしていたとしても、信用が十分でないと審査落ちすることがあります。
申し込みの際には、個人情報などに不備がないようきちんと確認をしましょう。
大学生向けクレジットカードのまとめ
今回は、大学生におすすめのクレジットカードについて紹介しました。
大学生がクレジットカードを作ることにはメリットが多く、節約をするのにも便利です。
ぜひ大学生のうちにクレジットカードを作っておきましょう。